VPSの契約
自動売買を行ってくれるEAというのは、パソコンにMT4というソフトをインストールして稼働することも出来ます。
その場合、
✔パソコンで行う場合24時間パソコンをつけっぱなしになってしまいます。
✔停電やスリープ状態になるとその間自動売買もストップしてしまいます。
本来、利確される筈のポジションがされなかったりするなど思わぬ損失を被ってしまうことになりかねません。
そこで、FXの自動売買をする者が必ず利用しているのがVPSというものになります。
VPSとは?
VPSとは「Virtual Private Server」を略した名称で、日本語では「仮想専用サーバー」などと呼ばれます。簡単に言えば、インターネット上にもう一台自分のパソコンを持つイメージになります。
図の様にパソコンのデスクトップの中に、もう一つ別のWindows画面が表示されています。

この中に表示されているWindows画面がVPSの画面で、実際には停電や故障などないインターネット上にあります。
そして、ここにMT4(またはMT5)をインストールして自動売買EAをセットしていきます。
お名前ドットコム のVPSを申し込む
多くのFXユーザーが利用しているのがお名前ドットコムが提供するFX専用VPSになります。
上記をクリックすると次のような画面になります。
今すぐ申し込むをクリック

次の画面でプランを選択します。
ここは今後いくつ自動売買のEAを利用する予定があるかで決めていくことになります。

次に、契約する期間は適当に選択してください。

申し込む個数を選ぶ画面になりますが、
とりあえずは1個で良いでしょう。
自動売買EAを動かしている方の中には、同時に何十個も動かしている方もいるため、このような選択肢になっています。

画面右側で、
初めて契約する方であれば、契約するメールアドレスとパスワードを適当に決めて入力します。

それなりに金額もかかりますが、これは
今後自動売買を動かしていけば1日~数日でペイ出来る くらいなので心配する必要はありません。
次の画面で個人情報を入力していきます。

このあと、お支払いの画面に移っていきます。
「サービス設定完了メール」が届いたらVPSに接続ができるようになります。

届いたメールの中に会員IDが記載されていますから
・メールに記載の会員ID
・はじめに契約時にご自分で設定したパスワード
を使って、お名前ドットコムにログインします。

ログインして、少し画面を下にスクロールしていくと
今回申し込んだVPSが契約されているのが分かります。

ログインをクリックすると次のような画面になります。
まず、VPS接続用のパスワードを設定します。
パスワード設定をクリック

同じ画面下の方に、パスワードが自動的に設定されます。
ここで、青丸のところをクリックしてパスワードを表示
そのパスワードを控えておきましょう。
もう一つ、ダウンロードのボタンをクリックして接続用のRDPファイルをダウンロードしておきます。

VPSに接続
次回以降、VPSに接続するときは、先ほどダウンロードしたRDPファイルを使用します。そのため、このRDPファイルはデスクトップなど分かりやすいところに置いておくことをお勧めします。
RDPファイルをダブルクリック

次のような画面になるので、先ほど生成したばかりの接続用パスワードを入れて接続します。

VPSが立ち上がります。

VPSについては以上となります。
MT4のダウンロードとインストール
XMのホームページhttps://www.xmtrading.com/jp/
にアクセス
プラットフォームをクリック



MT4のインストール
今は、自分のパソコン上にダウンロードしましたが、VPSにインストールしなければいけませんから、今ダウンロードしたファイルをVPS上に移動します。
ここからはVPSでの操作になります。
VPS上で今コピーしてきたファイルをダブルクリック

あとは画面の指示に従っていくだけです。

既に、他のEAを稼働していてXMのMT4がインストールされている方、
または、今回「有馬」と「宝塚」両方を稼働させる方へ
MT4は稼働させるEAの数だけインストールすることになるため、既にMT4がインストールされている場合、後からインストールしたものに上書きされてしまいます。
そのため、複数のMT4を使う場合、インストールする画面で
いきなり「次へ」をクリックしないで「設定」をクリックします。
設定をクリックしたら、ここでインストール先のフォルダーを変更できます。
インストール先のフォルダーの後ろに _Arima とつけてみました。
同じようにして下のプログラムグループの方も後ろに _Arima とつけました。
ここの名前は、今は_Arimaと使用するEAの名前にしましたが、
単に(1)(2)とか番号にする
口座番号にする
などでもいいでしょう。
インストールが完了すると次のような画面になってMT4が立ち上がります。
ここで、口座開設時にXMから届いたメールを開いて、メールに記載されているサーバーとMT4IDを使って口座にログインします。
まず、次の画面でメールに記載されているサーバーを選んで
次の画面で、既存の取引口座と接続するにチェックを入れ、
メールに記載されていたMT4ID
口座開設時に決めたパスワード
を使ってログインします。
正常にログイン出来ると、このようにチャートが表示され、画面右下のステータスバーに

のように現在の通信状況が表示されている筈です。
EAの導入方法
それでは、お渡ししたEAをMT4に導入していきます。
通貨チャートの表示
MT4を初めて起動した状態だと、いちおうデフォルトで4つの通貨チャートが表示されていますが、いったん全部非表示にします。

そのあとで、必要な通貨チャートだけを表示させていきます。
ここではGOLD
画面左上の+のマークをクリックすると通貨ペアが一覧で表示されるので、ここからGOLDを選んで表示させます。
また、画面上に時間足を指定するところがありますから、ここをそれぞれのEA所定のものにセットして下さい。
🔹有馬の場合は何でもOKです。
🔹宝塚の場合は15分または30分
それでは、MT4を起動して
ファイル→データフォルダを開く
と進んで

開いたウィンドウで
MQL4→Experts
と進みます。

ここに先ほどのEAファイルをコピーします。
コピーしたら、いったんMT4を閉じてから再起動して下さい。
いったん閉じてから再起動しないと反映されないためです。
EAをチャートと連動させる
ここまでの操作で、画面左ナビゲーターのところにEAが反映されていますから
これをチャートの上にドラッグ&ドロップします。
次のようなウィンドウが立ち上がります。
全般タブをクリックして、次の3ヶ所にチェック
パラメーターの入力タブをクリック
・MAGIC1
他のEAと被らないようにしてください。
基本的にデフォルトで問題ありません。
・MAGIC2
同上
・エントリー方法
両建て:買いと売り双方向へのエントリーを行います。
新規エントリーの中止:新規のエントリーは行わなくなります
買いのみエントリーを行う:買い方向へのエントリーのみを行います。
売りのみエントリーを行う:売り方向へのエントリーのみを行います。
※どれを選択してもナンピン及び既存のポジションの決済後にシステムが変更されます。
・Lots
推奨に合わせてロットの変更をしてください。
※パラメーターの数値が0の項目は、内部のパラメーターが適用されます。
※これより以下の項目は、基本的にデフォルト設定のままで問題ありません。
・損切り金額を入力
50000円で損切りさせたい場合は50000と入力。
稼働時刻設定について
こちらはMT4時間での記入になります。
・エントリー方向
既に、他のEAを稼働していてXMのMT4がインストールされている方、
または、今回「有馬」と「宝塚」両方を稼働させる方へ
MT4は稼働させるEAの数だけインストールすることになるため、既にMT4がインストールされている場合、後からインストールしたものに上書きされてしまいます。
そのため、複数のMT4を使う場合、インストールする画面で
いきなり「次へ」をクリックしないで「設定」をクリックします。

設定をクリックしたら、ここでインストール先のフォルダーを変更できます。

同じようにして下のプログラムグループの方も後ろに _Arima とつけました。
ここの名前は、今は_Arimaと使用するEAの名前にしましたが、
単に(1)(2)とか番号にする
口座番号にする
などでもいいでしょう。
他のEAと被らないようにしてください。
基本的にデフォルトで問題ありません。
・MAGIC2
同上
・エントリー方法
両建て:買いと売り双方向へのエントリーを行います。
新規エントリーの中止:新規のエントリーは行わなくなります
買いのみエントリーを行う:買い方向へのエントリーのみを行います。
売りのみエントリーを行う:売り方向へのエントリーのみを行います。
※どれを選択してもナンピン及び既存のポジションの決済後にシステムが変更されます。
・Lots
推奨に合わせてロットの変更をしてください。
※パラメーターの数値が0の項目は、内部のパラメーターが適用されます。
※これより以下の項目は、基本的にデフォルト設定のままで問題ありません。
・損切り金額を入力
50000円で損切りさせたい場合は50000と入力。
稼働時刻設定について

